受け口手術・治療の体験とアドバイスブログ

受け口の歯科矯正、手術を受けました。自分の体験談、アドバイスなど書きます。

受け口の手術の流れ、体験談(@海外の病院)

私は受け口の手術を海外で行いました。某先進国の1つの国です。

この記事では手術の流れと体験談を書きますね。
(結構いろいろビックリすることがありました、、、、)

 

病院は必要最低限に利用するところ

欧米で病院に行くと、ああなんて日本て恵まれているんだ、と思います。日本の病院は本当に手当が厚いですね。

私の住んでいる国では、極力病院は使わせてもらえません。いわゆる予算カットという背景もありますが、国民は「どうしても行かないとヤバい!」状態になるまで病院は使わないです。風邪などで病院に行ったら笑われます。。。。

 

無意味に入院する必要はない

結構、人間って丈夫です。
アゴの骨を切ろうが、時間が経てば治ります。

他のブログを読むと日本ではアゴ手術の1週間くらい前から入院するらしいですが、逆にちょっとビックリしてしまいました。^^;

はたしてそれって本当に必要なのかな?と思います。

アゴの手術をする人は、大抵は健康体ですよね。それなのに、1週間も健康な人間が病院にいるなんて、いろんな意味で無駄だと思うのでが、、、。
あなたも退屈すると思いますし。

しかも、看護婦さん、お医者さんの労力の無駄使い、、、というか、必要のない、それこそ余計なお世話の無駄使いと思うんですよね。お金と労働を無駄にしないためにも、日本はもっと入院の期間を短くするべきじゃないかなあと思います。

ですから、もし、入院が長過ぎるのが嫌だ、仕事の都合でそんなに休めない方。
病院に交渉してみてはどうでしょう?それとも、日本では規律があって1週間必要なんでしょうか?私には分かりませんが、、、、。

アゴの手術は、3−4泊くらいの入院ですみますよ。実際、私がそうでした。

 

ただ、手術の後は思う様にアゴを動かせないし体が疲れている場合もあるので2週間くらいの静養は必要じゃないかと思います。


話はそれましたが、続きます。

 

術前の入院はナシ!当日に病院へ

私は手術をする当日に病院に行きました。

朝 早く起きて、病院からもらっていた注射を自分でお腹にプスっとしました。
そのあと、お昼前に病院へバスで夫と行きました。

書類を書いて、手続きして、手術室へ通されました。

 



いよいよ手術開始!記憶に残っているのは、、、、。

しばらくしてやってきたのは、ガムをくちゃくちゃ噛みながら登場した、オペをしてくれる先生。ガムを噛みながら、、、とてもフランクな感じです、、、、(えー大丈夫なの!?)

手術の先生はその日に初対面でした。なぜなら、執刀の先生のスケジュールが未確定で当日どの先生になるかわからないという、、、。

ちょっと不安を覚えましたが、矯正歯科の先生と手術の先生はちゃんと受け継ぎもしていて私の情報は行っているようでした。

先生:

「ハーイ、私があなたの手術をします。初めまして。今日はこういう手術をして、何時ぐらいに終わって、、、」という大まかな説明を受けました。

その後に、麻酔の先生が入室。全身麻酔なのでちょっと緊張。

「数字をゆっくり1から10まで数えてください。10に行く前に眠ってますよ」

と、言われました。半信半疑だった私、そんな早く麻酔って効くのw? 

。。。いーち、にー、さーん、、、、

 

気がついたら病室のベットで横たわっていました。 

手術の時私が覚えていたもの、それは数をかぞえている私。
それだけでした。。。。

 

術後の事

ボンヤリ目を覚ましたら私は病室にいました。
口はガッチリと閉ざされていて、周りにいろんなチューブが繋がっていました。

夫と私の両親が立っていました。

痛みは全くなかったです。ただすごい眠気があり、一度目は覚めてもすぐにまた眠りました。

 

ふとまた目を覚ますと、今度は私の義母が横でお花を飾っていました。彼女にありがとう、といいたくて彼女の手を握ったのを覚えています。

彼女はニッコリ笑って、「眠りなさい。」と私に言いました。そして私、再度熟睡。

手術を終えた日は1日中眠っていました。

 

 

初めての食事はなんと!

夜になり、気がつくと夫が横にいました。看護婦が食事ですよ、と持ってきたもの、、、イチゴ味の甘〜〜〜いヨーグルトでした。結構大きなお皿に一杯、たっぷり入っていました。食欲はなかったけど看護婦さんに「これを食べないと退院できませんよ。」と脅迫(?)され、仕方なしに食べました。

でも口があまり開かないし、怖くて開けたくないので極力口をすぼめてスプーンですくい、それをズーッズーっと飲んでいた感じです。

翌日もヨーグルトやスープという流動食でした。

手術の後は食欲はあまりわきません。

 

トイレはどうなの?

手術の後、管みたいなのが取り付けられていました。不思議なもので、尿意を催したら管からすーっと尿が出て行くので無理なく自然にトイレができました。

しかし、一度、ものすごい尿意を感じてきて。でもおしっこが流れない!?
とても辛くなってきたんです。おしっこを我慢してる辛さ。横にいた夫にジェスチャーで「おしっこしたい〜!」と訴えると看護婦さんに急いで伝えてくれました。看護婦さんはビックリ、信じてくれませんでした。なぜなら私、ほんの少し前におしっこをしたから。。。。

でも、また尿意がでてきたのだから仕方ないじゃないですか。

看護婦さん、本当かどうか、ある機械を持ってきて私の膀胱の上のあたりをスキャンしはじめました。
「あら、本当!700CCくらいのおしっこが溜まってるわ!」

と、やっと信じてくれ(笑)、確認すると、なんと管がちょっと外れていたようです。
彼女が治してくれたら無事、おしっこができました。

 

もし万が一、あなたがおしっこをしたくてもできなかったら、管が外れている場合があります。その時はすぐに看護婦さんに知らせてください。おしっこが見れる?スキャナーみたいな機械があるのでそれで調べてもらってもいいでしょう。

 

そして、管が外してもらったのがその日の夜でした。その後は「普通に」トイレに行っていました。
もちろん、1人で行くのは無理だし怖かったので、コールボタンで看護婦さんを呼び、中までついてきてもらいました。

下着やズボンは自分でおろしましたが、手術の後は下を向くのが少し怖いです。全ての血が集結し口から出てきそうな感じ。

極力、うつむかない様にゆっくりトイレをしました。

トイレをするときは、焦らず、時間をかけてしましょう。

 

顔がパンパン 

そんな中、トイレの鏡で、どうしようか迷ったのですが、自分の顔を見る事にしました。
もーう顔がパンパン!!!!! 人の顔ってあそこまでふくれあがるんですね!?

手術後の顔を見るのは誰もショックを受けます。

でも、ご心配なく!時間が立てば元の顔に戻りますから。そして、顔の腫れが引いた後美しいラインになったアゴが見えてきますよ。

 

3日後に退院

手術を受けた日の夜とその次の日は病院に泊まりました。2泊し、3日目の朝に退院しました。これ、日本ではまずありえないですよね。。?

もちろん、先生がやってきて私の気分や状態を聞きます。私は特に痛みもなかったですし、なんの問題は感じられなかったので、アッサリと退院が決まりました。

 

自宅にはタクシーで戻りました。