イラスト入り、受け口治療のプロセスの説明と注意点
ほとんどの受け口の人は治すには歯科矯正とアゴの手術が必要になってくるかと思います。
簡単な絵ではありますが説明のイラストを描いてみました。
なぜ歯科矯正が必要か説明します。
① これが大抵の受け口の人の歯です。下の歯が、前に倒す様になって生えています。
②それを歯科矯正によって通常の位置に戻します。手術の日が近づく=歯が正常の位置になることなのですが、ギャップが広まるのでさらに受け口に見えてくるのです、、、、(涙)ここが一番辛いところ。でも、あと一歩で見違えるような自分をゲットできるのです!!!!!! 頑張れ!!!!!
③ はい、おめでとうございます。一番醜くなったあとに、一番キレイでかっこいい貴方が待っています。自分の横顔を見てほれぼれしてください。
手術の後は歯科矯正が確か半年〜1年くらいあって、それで全行程が終わりました。
私の経験から、伝えておきたい注意点
- 一度スタートしたら矯正歯科は変えない様にする
受け口治療はチームワークです。あなた、歯科矯正の先生、手術の先生の3人が1チームになって、あなたを治療するために力を合わせます。
一度決めた歯医者は大事な信頼のおける仲間のようなものと思って、ずっと付き合って行ってください。先生は途中で極力変えない方がいいです。
それぞれ先生のやり方が微妙に違う場合もあるので、先生を途中で変えてしまうと回り道になってしまう場合があります。
- 全行程に3~5年くらいかかると腹をキメる
最初は私も思ったんですよ!2年くらいで終わるかな?早ければ1年半も夢じゃないかも!って。当時ネットでもいろいろ調べましたが、確か最短で1年半という人がいて、じゃあ私も早く終わるかもしれない!って根拠のない希望を持ったりしました。
結果、4年かかりました。
最初は、2年くらいで終わるかと計算してたんです。
矯正の先生も、まあ、2年くらいかな?って言われて。
ところが、1年くらい過ぎた頃から先生から 「うーん、まだまだ手術はできない段階ですね。あと半年、1年はかかります」って言われたときの絶望感。
もう怒りがこみ上げてきて。ショックでした。 - 途中でやめるのが一番バカバカしい でも、開きなおるしかないんです。どうすることもできないんです。歯の動きって誰も完璧に予測できないし、歯科矯正が終わらないと手術に移れない。一番もったいないのは、途中でやめること。今までかかってきたお金も時間も労力も痛みも、、、 全部パアになるんですよ。
- ですから、もし治療をやると決めたら3〜5(!!)年かかるかもしれない!と腹をくくってください。変に期待してはいけません!
- ほんとに、ほんとに時間がかかります!!
- そして、何があっても臨機応変に対応していきましょう。
矯正歯科を海外に変えた私
そんな事を言う私、実は矯正歯科を途中で変えたんです。しかも海外にです。当時つきあっていた海外在住の遠距離していた彼との結婚が決まり、住む場所を変えなくてはいけなくなったのです。
移住する前、途中半年ほど準備などでかなり忙しくなり、歯科矯正を中断しました。
半年の時間のロスだったので、もったいなかったです。仕方がないことだったのですが。
このように、人生って何があるかわかりません。臨機応変に対処していきましょう。
ちなみに、アゴの手術はそのまま当時住んでいた国で行いました。
そのお話ものちほどしますね。